中学校の英語の先生は帰国子女のバイリンガル

中学校に入学して初めての英語の授業。

”どんな先生なんだろう?”、姿勢よく席に座って先生を待つ。

ガラガラとドアを開いて入ってくる英語の先生。

なぜかジャージ姿。

バイリンガル先生

20代の若い男の先生で、「体育の先生ですか?」と思わせるその容姿。
あとから知ったのですが、元ラガーマンでした。

そして教壇に立ち挨拶が始まる。

「Good morning, everyone. My name is Miyahara...」
いきなり英語で自己紹介➾生徒全員キョトン。

英語の自己紹介は2分ほど続き、ようやく日本語で挨拶。

「僕はロサンゼルスの大学に留学していました。...」

「1年生最後の授業でまた同じ英語の自己紹介をします。そのときは必ず理解できるようになっています。」

そして、バイリンガル先生による英語の授業が1年間続くことになりました。

1年後に”英語の挨拶”を理解できるようになった

バイリンガル先生の授業はほぼ英語での進行でした。
もちろん日本語で補足もしてくれるし、日本語で質問もOK。

正直、私は英語の成績がよくありませんでした。

そんな私でも1年間の授業の最後に2分間の英語の自己紹介を完璧に理解できるようになっていました。

自分でもビックリしたのを今でもはっきりと覚えています。

なぜ"英語の挨拶”を完璧に理解できるようになったのか

答えは簡単で、バイリンガル先生によるネイティブな英語を毎回聞いていたからですね。

自分でも気づかないうちに聞く力”リスニング力”が身についていたのです。

さらにバイリンガル先生は、定期的に生徒ひとりひとりに発音のチェックを行っていました。
教科書のある文章をちゃんとした発音で読めるまで、何度でもチェックと指導をしてくれました。

そしてリスニング力だけでなく、スピーキング力も身についていたのですね。

英会話スクールで帰国子女と勘違いされる

中学校英語を勉強としては好きになれませんでしたが、英語を聞いて理解できる、話せるという楽しさを知りました。

そしてある有名な英会話スクールに行くことになりました。

その英会話スクールでは、入学時にクラス分けのため筆記と面接がありました。
その面接でいわれたのが、「なんでそんな発音上手なの?外国に住んでたの?」。

中学校でジャージ姿のバイリンガル先生に出会わなければ、こんなこと言われることなかったし、そもそも英語に興味をもつことなどありえませんでした。